ぼくの幹である、ドローイング作品と、そこにつながる作品(枝葉部分)などを展示しております。
現在も、幹と枝葉をいききしながら制作をしています。
そして次回展!!中川潤、ド幹!!
Drawing / Rolling 展 「ドローイングパーティー!」告知詳細です!
次回は、タピエスタイルさんでの個展になります。
タピエの玉井さんが紹介文を書いてくださったので、合わせて転載させていただきます。
2014年7月19日(土)~7月30日(水)
中川潤 Drawing / Rolling 展
『 ドローイングパーティー! 』
おびただしい数の人物ドローイングにはじめて出会ったのは
2013年の「KYOTO STUDIO 17Studio s & 88Artists in KYOTO,2013」
京都の「@KCUA」(アクアギャラリー)でした。
この展覧会で京都には美大を卒業後、
仲間とアトリエをシェアし創作活動するアーティストが沢山いることを知りました。
中川潤さんもそのひとり。
京都市北区の紫野、昔、機織り工房だった古い家を
アトリエとしてシェアしています。
しかし彼に尋ねると「ドローイング制作」はそのアトリエではなく
「仕事の合間の街角など」と答えます。
中川潤さんは生活と制作に行き詰まって、スランプに陥ったとき
「線をひくことからやり直そう」と思い至りました。
「先ずは描くことが、自身を転がっていくことである。」という
実感を得たのは少しずつ手応えのあるものが出来だし、人に見せるようになってから。
駅で電車で横断歩道で僅かな隙間時間を縫って、目につく街角の「ひとびと」を
毎日,毎日描き続けました。
残しているドローインクだけでも3000枚を超えました。
ドローイングを並べて見ると人物にはほぼ顔が描かれていません。
頭のないひとさえいます。
「無表情」な無数の人物ドローイング。
それなのに見る人はそこに「見覚えのある人」「親しみ」を見つけることでしょう。
視覚から脳が「ひと」と認知するのは顔だけでなく
「しぐさ」「洋服」「人体のディテール」の断片からの
無数の情報の集積であることがこれからよく分かります。
彼のアンテナに引っかかった「ひとびと」のディテールが次々に「記号化」されます。
印画紙に浮かび上がった「一瞬」の残像のような「ひとの営み」
無機質な冷たさではなく、エモーショナルなセンスが心に残ります。
tapie 玉井恵里子
2013年の「KYOTO STUDIO 17Studio s & 88Artists in KYOTO,2013」
京都の「@KCUA」(アクアギャラリー)でした。
この展覧会で京都には美大を卒業後、
仲間とアトリエをシェアし創作活動するアーティストが沢山いることを知りました。
中川潤さんもそのひとり。
京都市北区の紫野、昔、機織り工房だった古い家を
アトリエとしてシェアしています。
しかし彼に尋ねると「ドローイング制作」はそのアトリエではなく
「仕事の合間の街角など」と答えます。
中川潤さんは生活と制作に行き詰まって、スランプに陥ったとき
「線をひくことからやり直そう」と思い至りました。
「先ずは描くことが、自身を転がっていくことである。」という
実感を得たのは少しずつ手応えのあるものが出来だし、人に見せるようになってから。
駅で電車で横断歩道で僅かな隙間時間を縫って、目につく街角の「ひとびと」を
毎日,毎日描き続けました。
残しているドローインクだけでも3000枚を超えました。
ドローイングを並べて見ると人物にはほぼ顔が描かれていません。
頭のないひとさえいます。
「無表情」な無数の人物ドローイング。
それなのに見る人はそこに「見覚えのある人」「親しみ」を見つけることでしょう。
視覚から脳が「ひと」と認知するのは顔だけでなく
「しぐさ」「洋服」「人体のディテール」の断片からの
無数の情報の集積であることがこれからよく分かります。
彼のアンテナに引っかかった「ひとびと」のディテールが次々に「記号化」されます。
印画紙に浮かび上がった「一瞬」の残像のような「ひとの営み」
無機質な冷たさではなく、エモーショナルなセンスが心に残ります。
tapie 玉井恵里子
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2014年7月20日(日)、21日(月/祝) 13時~19時
「ズレてもあなた、ブレてもわたし」
2014年7月20日(日)、21日(月/祝) 13時~19時
「ズレてもあなた、ブレてもわたし」
中川潤があなたの気配を時に写しとり時に無視したりしながら
ドローイング作品に仕上げます。勿論、顔は描きません!
参加費:おひとり 1枚 ¥3,240 (税込) 送料別途 ¥250
ふたり組 1枚 ¥4,320 (税込) 送料別途 ¥250
※ドローイング所要時間10~15分
後日着彩した完成品を郵送でお届けします。(約3週間)
ご希望の方はタピエスタイルへお電話か、メールでお申し込み下さい。先着20組
→06-4963-7450
tapieshop@khh.biglobe.ne.jp
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■作家プロフィール
中川潤/Jun Nakagawa
1981年 大阪府生まれ京都在住
2004年京都成安学園成安造形大学造形学部 デザイン科
イラストレーション群 イラストレーションクラス卒業
スケッチを軸にその過程で生じるズレを 手がかりに作品を制作。
京都を中心に国内外で活動中。
「Drawing / Rolling 」について
Drawing / Rolling はドローイング群全体を指したり、ライフワークの要として、
「僕の最も重要なものである」と位置付けています。
意味合いとしては、転がるように描くのではなく、
「描くことで転がっていく」というのが僕の認識であり実感です。
<個展>
2012 「ふともものくに」 GALERIE h2o(京 都)
2014 「Drawing / Rolling 」 hitoto (大阪)
<グループ展など>
2009 「Minombre JUMARIO」 trance pop gallary (京都)
2009 「国立国2009」 白矢アートスペー ス(東京)+阪急百貨店メンズ館(大 阪)
2009 「Kunstleraus KyotoII」 druckdealer(ド イツハンブルク)
2010 「プールサイド」E-MA多目的ギャ ラリースペースディーバ(大阪)
2010 「MIT 京都×ハンブルク往復書簡 vol.1」 ART ZONE(京都)
2010 「魔法 をしんじる。京都オルタナティブ・コ ミックの冒険」エポケカフェ(京都)
2011 「subarasii」 Frappant (ドイツハ ンブルク)
2011 「MIT×100」 ART ZONE(京都)
2012 「シルクとカッパン」GALERIE h2o(京都)
2012 「CITIES & COMICS 街とコミック-ハンブルク、ヘルシンキ、東京、京都の
小さなコミックたち」trance pop gallary (京都)
+ブックギャラリー ポポ タム(東京)
2013「KYOTO STUDIO 17Studio s & 88Artists in KYOTO,2013」 @KCUA(京 都)
2013 「裏カーボンブラック」SELF-SO ART GALLERY(京都)
2013 「三条富小 路書店4」 GALERIE h2
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